ドローイングの集まり 紙に油彩、アクリル 2025
僕は、日々の生活の中で「心が動かされた事」を題材にドローイングを描きます。心が動かされるような事とは、目に見えるものだけでなく、目に見えないものも多く、匂いや音、人との会話、それから感触、そんなものからも心は動かされます。
例えば、上手く育てられた紫蘇の澄んだ香り、シジュウカラの多彩な鳴き声、梅を干している時に触った出来たての梅干しのほぐれるような柔らかさ。そんな些細な事からも心を動かされ、描きたいと思うのです。
僕にとってドローイングとは、線や色を使って感覚的にさっと短時間で描くことです。細密さや完成度は求めてなく、それよりも自分を開放させ自由であることを大切にしています。
すると何故だかギュッと凝縮された真っ直ぐな強さを感じるのです。
そこがとても好きです。
そして時には心が揺さぶられ過ぎ、現実に起きたことかどうか解らなくなり、曖昧に感じ取っている事があります。記憶と想像が溶け合い、夢のように非現実的に感じられることもあるのです。本当は、その曖昧さや非現実味まで描き出せたらいいと思っているのですが、どうでしょう?そこはこれからも僕の課題だと考えています。
榎本 謙二郎 Kenjiro Enomoto
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